結核について正しい記述はどれでしょうか？２つ選びなさい。
（1）ツベルクリン反応が陰性の場合、結核の可能性はほとんどない。
（2）クオンティフェロン検査は結核に感染したら速やかに陽性となる。
（3）HIV患者の場合、結核を発症するリスクは3倍になる。
（4）結核性胸膜炎は、結核菌培養検査で陽性になることは少ない。
（5）ヘビースモーカーは結核を発病しやすい。
この問題の回答は下記から選択下さい。
（1）と（2） （1）と（3） （1）と（4）
（1）と（5） （2）と（3） （2）と（4）
（2）と（5） （3）と（4） （3）と（5）
（4）と（5）
ターナー症候群で正しいのはどれでしょうか？
（1）甲状腺機能亢進症が７割程度に見られる。
（2）高血圧が7割程度見られる。
（3）インスリン非依存性糖尿病が一般の2〜４倍見られる。
（4）X染色体のトリソミーである。
（5）内反肘が高率に見られる。
認知症について正しいのはどれでしょうか？
（1）認知症性疾患のうち、最も多いのが脳血管性である。
（2）日本の若年性認知症の患者数は、2009年で約１万人程度である。
（3）アルツハイマー型認知症はアセチルコリン系活性が低下する。
（4）アルツハイマー型認知症は、ＳＰＥＣＴで前頭葉や角回周辺の血流低下が特徴的である。
（5）レビー小体型認知症でパーキンソン症候群を呈することは少ない。
H.pylori（ピロリ菌）の感染症について正しい記述はどれでしょうか？
（1）除菌をしても胃MALTリンパ腫はほとんど改善しない。
（2）胃過形成性ポリープはピロリ菌感染とは無関係である。
（3）食道アカラシアはピロリ菌を除菌すると改善する。
（4）ピロリ菌が除菌出来たかどうかを判定するのにH.pylori抗体価を用いることが多い。
（5）日本人の半分以上がピロリ菌に感染していると言われている。
麻疹について間違っているのはどれでしょうか？２つ選びなさい。
（1）潜伏期は1週間程度である。
（2）感染すると90%以上の人が発症する。
（3）学校保健安全法で第二種学校感染症に指定されている。
（4）感染力が最も強いのは、発疹出現後〜3日目くらいまでである。
（5）熱が一旦さがってから半日くらいして、再び高熱が出ると共に発疹が出現する。
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（1）と（2） （1）と（3） （1）と（4）
（1）と（5） （2）と（3） （2）と（4）
（2）と（5） （3）と（4） （3）と（5）
（4）と（5）
コンタクトレンズについて正しいのはどれでしょうか？
（1）老眼は矯正できない。
（2）水道水で洗浄すると塩素の作用で感染は防ぐことが出来る。
（3）激しい眼痛や充血、流涙がある場合は角膜潰瘍を疑う。
（4）装着していると目を外傷から護ることができる。
（5）ソフトコンタクトレンズは乾燥しても破損し難いメリットがある。
ポンペ病で正しいのはどれでしょうか？
（1）常染色体劣性遺伝である。
（2）筋肉にあるグリコーゲンを過剰に消費してしまい、その結果、筋力が低下する病気である。
（3）中枢神経が障害を受け、呼吸機能が低下する。
（4）主として遠位筋の筋力が低下する。
（5）有効な治療方法はまだ見つかっていない。
妊婦に使用禁忌のない薬剤はどれでしょうか？
（1）アスピリン
（2）アンジオテンシンII 受容体拮抗薬
（3）フェキソフェナジン
（4）アムロジピン
（5）HMG-CoA 還元酵素阻害剤
医療の公的負担率について誤った記述はどれでしょうか？
（1）日本は80％以上に達している。
（2）中国は60％に満たない。
（3）韓国は約50％である。
（4）アメリカは50％以上である。
（5）シンガポールは40％に満たない。
次の記述で正しいのはどれでしょうか？
（1）頻回に片頭痛が起こる場合、エルゴタミン製剤を連用してみる。
（2）隔年で行われる。
（3）座高測定は含まれない。
（4）聴力検査は必須項目である。
（4）胸囲や肺活量、背筋力などを検査項目に加えることができる。
Crohn（クローン）病について正しい記述はどれでしょうか？
（1）30歳代以降に初発することが多い。
（2）好発部位は下降結腸から直腸にかけてである。
（3）右下腹部痛、下痢、発熱、痔瘻が典型的な症状である。
（4）生検で乾酪性肉芽腫を認める。
（5）薬物治療で一旦緩解すると再発することは少ない。
未破裂脳動脈瘤に関して正しい記述はどれでしょうか？
（1）日本人より欧米人の方が破裂しやすい。
（2）喫煙は破裂の危険因子である。
（3）最も破れやすい部位は中大脳動脈分岐部である。
（4）5mm〜10ｍｍのサイズのものが最も破裂しやすい。
（5）50〜60歳代の約2％に動脈瘤がある。
我が国の成人用肺炎球菌ワクチン定期接種（平成27年度）について正しい記述はどれでしょうか？
（1）13価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチンを使用する。
（2）心臓や腎臓障害を有する方の場合、60歳未満でも対象になる。
（3）77歳は接種対象者である。
（4）任意接種（自費）の場合、対象年度に助成金分の返金を受けることはできない。
（5）今年対象者だったがうっかり忘れていた場合、５年後に定期接種を受ける機会がある。
高山病に関して間違った記述はどれでしょうか？ 2つ選びなさい。
（1）酸素分圧は高度に伴って減少し、5800mでは海面の約1⁄2となる。
（2）3000m級の山に登る人の約20％に高山病が生じる。
（3）肺動脈圧が上昇して肺水腫を引き起こす。
（4）脳浮腫による頭痛を伴う。
（5）水分を多量に摂取すると肺水腫をきたすため慎んだほうが良い。
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（1）と（5） （2）と（3） （2）と（4）
（2）と（5） （3）と（4） （3）と（5）
（4）と（5）
胸水について正しい記述はどれでしょうか？
（1）胸腔内には、通常、50ｍｌ程度の液体が存在する。
（2）胸腔内の液体は毎日5〜10リットル産生される。
（3）胸水をきたす疾患で最も多いのは心不全である。
（4）立位の胸部レントゲン撮影で100ml程度胸水が貯留すると診断が可能である。
（5）漏出性胸水はRivalta反応が陽性となる。
縦隔腫瘍について正しい記述はどれでしょうか？２つ選びなさい。
（1）胸腺腫は上縦隔に好発する。
（2）胸腺腫の5％に重症筋無力症が合併する。
（3）良性腫瘍は無症状のことが多い。
（4）奇形腫の頻度は比較的少ない。
（5）後縦隔腫瘍の代表的なものに神経鞘腫がある。
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（4）と（5）
パーキンソン病について間違った記述はどれでしょうか？
（1）Hoehn-Yahr重症度分類（修正版）で１.５度は、「両側性パーキンソニズムだが平衡障害なし」である。
（2）約40％にうつ症状を認める。
（3）筋強剛は通常、非対称性に発症する。
（4）MIBG心筋シンチグラフィで病初期から異常を認める。
（5）wearing offが強く投薬で改善されない症例や、副作用が強くて薬物療法に期待できないような場合はDBSが考慮されるべきである。