2013年のわが国の成人男性(20歳以上)で、『糖尿病』、あるいはその予備軍と考えられる人は、どのくらいの割合でしょう?
(1)3人に一人
(2)6人に一人
(3)10人に一人
(4)50人に一人
(5)100人に一人
次のうち、正しい記述はどれでしょうか?
(1)カルシウムが不足すると血圧が上昇する。
(2)アルカリ性食品を多く摂ると健康に良い。
(3)血圧の薬を一旦飲み始めると、一生涯、飲み続ける必要がある。
(4)食物繊維をたくさん摂取すると、高血圧の予防になる。
(5)若い頃に低血圧だったので、歳をとっても高血圧になることはない。
タバコに関する次の記述のうち、誤っているのはどれでしょうか?
(1)発癌物質とされている「PM2.5」は、タバコの煙にも含まれる。
(2)タバコを吸うと、血圧は一時的に上昇する。
(3)タバコには、有害物質が200種類以上含まれている。
(4)日本、中国、韓国を比較すると、男性の喫煙率は韓国が一番である。
(5)換気扇のそばや、外に出てベランダでタバコを吸えば、室内に居る家族に対する影響は無い。
大正〜昭和初期の日本では国民病と言われるほど多く見られ、明治時代以前には「江戸わずらい」と呼ばれた病気は、次のうちどれでしょう?
(1)脚気
(2)壊血病
(3)結核
(4)天然痘
(5)インフルエンザ
厚生労働省によると、わが国の熱中症死亡者数は、平成21年(2009年)は236人でした。では、平成22年(2010年)の日本の熱中症死亡者数は、およそ何人でしょう?
(1)70人
(2)200人
(3)700人
(4)1000人
(5)1700人
食中毒について、正しい記述はどれでしょうか?
(1)体内に入った原因菌にかかわらず、通常、感染すると2日以内に発症する。
(2)ハンバーグは、表面をしっかり焼けば中まで火が通るので危険は少ない。
(3)黄色ブドウ球菌による食中毒は、しっかり加熱しても防ぐことが困難である。
(4)ノロウイルスは、咳やクシャミによる飛沫感染はほとんどない。
(5)フグによる食中毒は、毒素が体内に入ってから12〜24時間で発症する。
私たちの体の表面は薄い皮膚で覆われていますが、次のうち誤っている記述はどれでしょうか?
(1)身長170cm、体重60kgの人の皮膚の面積は、畳にするとおよそ2畳分である。
(2)皮膚の総重量は約3〜5kgもある。
(3)表皮、真皮、脂肪層(皮下組織)の3層構造で、汗腺は真皮に存在している。
(4)表皮は4層構造である。
(5)皮膚の寿命は1ヶ月程度である。
平成24年の「医師・歯科医師・薬剤師調査」で、人口10 万人当たりの医師数が最も少ない都道府県は、次のうちどれでしょう?
(1)北海道
(2)京都府
(3)埼玉県
(4)徳島県
(5)千葉県
小学校の健康診断について誤りはどれでしょう?次のうちから二つ選んでください。
(1)学校保健法に基づいて施行される。
(2)隔年で行われる。
(3)座高測定は含まれない。
(4)聴力検査は必須項目である。
(4)胸囲や肺活量、背筋力などを検査項目に加えることができる。
この問題の回答は下記から選択下さい。
(1)と(2) (1)と(3) (1)と(4)
(1)と(5) (2)と(3) (2)と(4)
(2)と(5) (3)と(4) (3)と(5)
(4)と(5)
膵臓について、次のうち正しいのはどれでしょう?
(1)重さは、成人の場合、通常150〜200g程度である
(2)膵液は、毎日200ml程度分泌されている。
(3)膵液は酸性で、食物を強力に分解する力がある。
(4)膵臓は、血糖値を上げるホルモンと下げるホルモンの両者を分泌する。
エボラ出血熱について、正しい記述はどれでしょうか?2つ選んでください。
(1)エボラウイルスのバイオセーフティーレベルは、最高度の4が要求される。
(2)発症しても、致死率は平均して20%前後で、実は比較的軽症のことも多い。
(3)エボラウイルスは野生の動物から人にうつるが、人から人への感染は知られていない。
(4)初発症状は、突然の発熱を伴う倦怠感、筋肉痛、頭痛、咽頭痛で、続いて、下痢・嘔吐、発疹などがみられる。
(5)潜伏期間は通常1ヶ月以上あり、発症まで時間がかかるため、拡がりやすい。
この問題の回答は下記から選択下さい。
(1)と(2) (1)と(3) (1)と(4)
(1)と(5) (2)と(3) (2)と(4)
(2)と(5) (3)と(4) (3)と(5)
(4)と(5)
「母子保健」について正しいのはどれでしょうか?
(1)母性健康管理指導事項連絡カードは医師が発行する。
(2)出生時の体重が2,000g以上の場合は低体重児の届出の対象とならない。
(3)母子健康手帳は都道府県が交付する。
(4)市町村は、1歳未満の乳児に対し健康診査を行わなければならない。
(5)妊婦健康診査は保険診療の対象である。
心的外傷後ストレス障害(PTSD)について、誤っている記述は次のうちどれでしょうか?
(1)我が国でこの病気が注目されるようになったきっかけは、阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件がきっかけである。
(2)少なくとも8%の人が一生のいずれかの時点で発症する。
(3)症状が生じても全てが慢性化するわけではなく、6〜7割は自然回復が期待される。
(4)トラウマ体験から数カ月以上、ときに何年も経過してから発症することがある。
(5)選択的セロトニン再取込み阻害薬(SSRI)は全く効果がない。
片頭痛について正しいのはどれでしょうか?
(1)片頭痛は働き盛りの男性に多い。
(2)視野のなかにギラギラしたものが見えるような前兆のあるタイプが多い。
(3)片頭痛というくらいだから片側性と思われがちだが、40%は両側性である。
(4)悪心・嘔吐はみられるが、下痢をすることはない。
(5)日本人の有病率は3%程度である。
花粉症についての記述のうち、誤っているのはどれでしょうか?2つ選んでください。
(1)国民の4人に一人は花粉症と考えられている。
(2)北海道では、スギやヒノキよりシラカバが原因であることが多い。
(3)花粉症の人が膵臓癌や大腸癌を発症するリスクは、花粉症でない人より少ない。
(4)普通の眼鏡をかけても花粉症対策には効果がない。
(5)子供の花粉症は稀である。
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(1)と(2) (1)と(3) (1)と(4)
(1)と(5) (2)と(3) (2)と(4)
(2)と(5) (3)と(4) (3)と(5)
(4)と(5)
甲状腺機能低下症で見られないものは次のうちどれか?2つ選びなさい。
(1)眼瞼浮腫
(2)手根管症候群
(3)体重減少
(4)嗄声
(5)舌の萎縮
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(1)と(2) (1)と(3) (1)と(4)
(1)と(5) (2)と(3) (2)と(4)
(2)と(5) (3)と(4) (3)と(5)
(4)と(5)
ナルコレプシーで誤りは次のうちどれでしょうか?
(1)カタプレキシーを伴うことが特徴である
(2)ほとんどの例で髄液中オレキシン濃度が低値を示す
(3)入眠時幻覚や熟眠障害を伴うことが多い
(4)睡眠麻痺を認めることが多い。
(5)健常者と違い、睡眠はレム睡眠から始まる。