成人T細胞性白血病に見られないのは次のうちどれでしょう?
(1) 皮膚発疹
(2) 抗HTLV-1抗体
(3) 高カルシウム血症
(4) Auer小体
(5) flower cell
川崎病の診断基準で主要症状に含まれないのは次のうちどれでしょうか?
(1) 眼球結膜の充血
(2) 関節痛
(3) いちご舌
(4) 手足の浮腫
(5) 5日以上続く発熱
微小変化型ネフローゼ症候群について誤った記述を2つ選んでください。
(1) 小児に多い。
(2) 肉眼的血尿を認めることが多い。
(3) 光学顕微鏡では異常が見られない。
(4) 副腎皮質ステロイドが奏効するが、再発も多い。
(5) 全身浮腫や高血圧を認める例が多い。
この問題の回答は下記から選択下さい。
(1)と(2) (1)と(3) (1)と(4)
(1)と(5) (2)と(3) (2)と(4)
(2)と(5) (3)と(4) (3)と(5)
(4)と(5)
原発開放隅角緑内障で比較的病初期から見られる症状は次のうちどれでしょうか?
(1) 視力低下
(2) 角膜混濁
(3) 内眼筋麻痺
(4) 傍中心暗点
(5) 眼の痛み
100g当たりのビタミンD含有量が最も多い食品は、次のうちどれでしょうか?
(1) 干し椎茸(乾燥)
(2) アンコウの肝
(3) 納豆
(4) うなぎの蒲焼
(5) きくらげ(乾燥)
誤嚥性肺炎について正しい記述はどれでしょうか?
(1) 高齢者の肺炎の90%以上が誤嚥によるものである。
(2) 誤嚥性肺炎を起こす細菌の多くは嫌気性菌である。
(3) 口腔ケアを丁寧にしても発症率を減らすことは困難である。
(4) とろみをつけた食事はのどにつまりやすく、誤嚥性肺炎をきたしやすい。
(5) ACE阻害薬は誤嚥性肺炎の頻度を増加させる。
全身性エリテマトーデスに最も特異度の高い検査項目は次のうちどれでしょうか?
(1) 抗dsDNA抗体
(2) 抗Jo-1抗体
(3) 抗核抗体
(4) 抗SS-B抗体
(5) 抗Scl-70抗体
次の組み合わせで関係が最も薄いものはどれでしょうか?
(1) 膜性腎症・・・・・B型肝炎
(2) 膜性増殖性糸球体腎炎・・・・・C型肝炎
(3) 巣状分節性糸球体硬化症・・・・・HIV
(4) IgA腎症・・・・・Haemophilus parainfluenzae
(5) 管内増殖性糸球体腎炎・・・・・A型肝炎
次のうち急性虫垂炎と無関係のものはどれでしょうか?
(1) Rovsing徴候
(2) Blumberg徴候
(3) psoas徴候
(4) Homans徴候
(4) Rosenstein徴候
クモ膜下出血の記述で誤りはどれでしょうか?2つ選びなさい。
(1) もやもや病が原因のことが数%程度ある。
(2) カテーテル検査を行わずに直達手術することも少なくない。
(3) 手術が可能な例は、72時間程度状態が落ち着くのを待ってから行う。
(4) 肺水腫を伴う例は予後が悪い。
(5) 脳血管攣縮が30%程度で見られる。
この問題の回答は下記から選択下さい。
(1)と(2) (1)と(3) (1)と(4)
(1)と(5) (2)と(3) (2)と(4)
(2)と(5) (3)と(4) (3)と(5)
(4)と(5)
次のうち、Raynaud現象をきたすことが一番少ないはどれでしょう?
(1) 全身性エリテマトーデス
(2) 関節リウマチ
(3) 全身性強皮症
(4) 多発性筋炎
(5) 混合性結合組織病
心電図についての記述で正しいものはどれでしょうか?
(1) T波は心室内プルキンエ線維の脱分極を意味する
(2) 通常の心電図は1秒間に30mm記録される。
(3) 単極胸部誘導のV4の電極位置は、前腋窩線と第5肋間の交点である。
(4) 心電図の電極装着時に右手と左手の電極を逆にしても、T誘導の波形は変わらない。
(5) 低Mg血症ではQT間隔が延長する。
次の組み合わせで、関係性の乏しいものはどれでしょうか?2つ選びなさい。
(1) 白血病 ・・・・・・・・・・Down症候群
(2) 精巣腫瘍 ・・・・・・・・停留精巣
(3) 網膜芽細胞腫 ・・・・Cat's eye
(4) 肝芽腫 ・・・・・・・・・・CEA高値
(5) Wilms腫瘍 ・・・・・・・予後不良
この問題の回答は下記から選択下さい。
(1)と(2) (1)と(3) (1)と(4)
(1)と(5) (2)と(3) (2)と(4)
(2)と(5) (3)と(4) (3)と(5)
(4)と(5)
次のうち、大動脈弁閉鎖不全症と関係が少ないものはどれでしょうか?
(1) Rivero-Carvallo徴候
(2) Duroziez徴候
(3) de Musset's sign
(4) Traube徴候
(5) Austin-Flint雑音
テオフィリンの血中濃度を低下させるものはどれでしょうか?
(1) 加齢
(2) 心不全
(3) アルコール
(4) マクロライド系抗菌薬
(5) アロプリノール
妊娠糖尿病と診断された場合、適切な治療薬は次のうちどれでしょうか?
(1) α-グルコシダーゼ阻害薬
(2) 速効型インスリン
(3) チアゾリジン薬
(4) ビグアナイド薬
(5) DPP-4阻害薬
喘息について誤った記述はどれでしょうか?
(1) 高齢者の場合、COPDとの鑑別が困難な例が多い。
(2) 妊娠中や授乳中には吸入ステロイド薬が第一選択薬として推奨されている。
(3) 硬膜外麻酔は喘息発作を誘発することがある。
(4) 患者が思春期になって小児科から内科にうつると薬のレパートリーが増えるため、喘息死のリスクが減少する。
(5) 喘息の増悪因子としてアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎の存在が挙げられるため、小児の喘息患者は必ず鼻の診察が必要である。