医師会の活動内容

 会員は専門とする分野で地域の第一線医療に従事して市民の生命と健康を守るとともに、休日急病診療所、個別健診、乳幼児健診、学校保健、予防接種、健康教育等地域保健事業、在宅医療、公衆衛生活動、産業保健事業、救急災害医療、広報活動等に積極的に参加し、医師としての使命達成と医師会員としての基本目標の実践に努めています。
また保健所、市役所が開催する医療に関する専門的知識を必要とする会議の委員として積極的に参画し、地域の行政に寄与するとともに健康づくり、街づくりなどの住民活動に参加しています。
医師会においては、各部会、委員会を中心に研修会、研究会、学術講演会などを開催して会員の生涯教育、資質向上に努めています。
 今後進行する少子高齢化社会において、在宅医療の推進、病病診連携、多職種連携、救急災害医療、医療保険制度、介護保険制度、保健福祉事業等の諸問題に適切に対応し、地域住民の信頼と期待にこたえるべく努力します。

■ 小児保健部事業

●学校や幼稚園の校(園)医活動

草津市(平成29年度)

  学校数 園児・生徒数 学校医数
幼稚園 10校 814 10
小学校 14校 7,925 29
中学校 6校 3,376 14

栗東市(平成29年度)

  学校数 園児・生徒数 学校医数
幼稚園 9校 1,332 8
小学校 9校 4,714 26
中学校 3校 2,147 13

※ 私立の保育園・幼稚園は除く。

草津市と栗東市の委託を受けて小・中学校では年1回の定期健診、就学前健診、幼稚園、保育園では定期健診や入園児健診を行ない、子供たちの健やかな成長のお手伝いをしています。また学校保健会に参加し、健康についての助言・指導を行っています。

●母子保健活動

草津市・栗東市の乳幼児健診事業に参加しています。集団健診に出動し、個別健診では参画する会員を支援し、行政との交渉等にあたります。また母子保健に関する会議・企画に積極的に参画しています(子ども子育て会議等)

10か月児健診の様子

(10か月児健診の様子)

●予防接種活動

定期予防接種の個別予防接種に参加し、新しいワクチン、新しい制度等の情報収集に努め、各会員に伝達しています。予防接種に関する会議・企画にも参画しています。

●地域医療活動
  1. 湖南広域休日急病診療所事業に協力し、日曜日、祝祭日、年末年始などの休日(午前10時~午後10時)に湖南4市の医療機関が当番制で急患の方の診察を行なっています。
  2. 滋賀県医師会小児救急医療地域医師研修会を毎年開催し、平成29年1月28日(土)には「小児の腹痛」をテーマに研修会を開催しました。

 

■在宅医療関連事業

●「私の在宅療養手帳」の活用と促進

私の在宅医療手帳在宅医療・介護を利用されている方の情 報を、支援する関係者、介護サービス事業者、医師などが共有できるように「私の療養手帳」を作成し普及に努めています。今後も定期的に、多職種の専門職が集い、討議を重ねて、手帳の普及に取り組みます。

在宅療養している患者さんの情報を一元管理し、かかりつけ医、ケアマネージャー、サービス事業者等情報の共有化に努めています。
現在、パソコン、タブレットやスマートフォンを用いて情報を共有するためにあさがおネットあるいはびわこメディカルネットの利用促進を図っています。

●「在宅療養支援センター」設置に向けた取り組み

平成30年「在宅療養支援センター」設置に向け、地域医師会が市町と連携し、在宅療養・介護連携の推進を図る多職種の会議や研修会を開催しています。新たな課題発見や早期対応に役立てています。

多職種の事例検討会と情報交換

多職種の事例検討会と情報交換会の様子

●地域保健研修会を毎年開催

福祉、保健、医療関係者とともに学び交流を深める場として、地域保健研修会を平成7年度より毎年開催しています。平成29年2月25日には、第22回地域保健研修会を開催し、「レビー小体型認知症となった妻を支えた医師である夫との10年にも及ぶドキュメンタリ―」の映画を鑑賞しました。引き続き、多職種が集う情報交換会の場を設け多くの方々の参加を得ました。

地域保健研修会

■市民への健康推進事業

●健康診査・がん検診事業

特定健康診断、特定保健指導の事業に参加しています。市の保険事業である各種検診(胃がん検診、肺がん検診、大腸がん検診、乳がん検診、子宮がん検診、結核検診等)に参加協力し、正しい情報を伝え、検診の大切さを訴えています。また、乳がん検診、肺がん検診では、診断精度を向上させるため研修会を開催しています。

肺がん検診従事者講習会の様子

肺がん検診従事者講習会の様子

●介護保険関連事業

介護認定審査会に当医師会員が積極的に関わるなど、行政と協力しながら介護保険制度の円滑な運用に参加しています。

●地域の医療福祉を考える会に参加

地域、医療、介護の関係者が集まり、地域ケアシステムの構築に向けた地域の課題共有、解決の話し合いの場を持ち、地域の医師も参加しアドバイスをしています。

老上西学区の医療福祉を考える会議の様子

老上西学区の医療福祉を考える会議の様子

●お出掛けドクターとお気軽トーク

行政と連携しながら、地域医療や健康増進について、医師が各団体・サークルの活動の場へ出向き、地域住民とコミュニケーションを図り、日頃の些細なことも気軽にトークできる場となる様努めています。

地域のみなさんと気軽にトークします

地域のみなさんと気軽にトークします

 

■救急・災害医療関連

湖南広域消防局救命救急課はじめ行政の危機管理担当者と医師会で、救急災害医療検討委員会を開催しており、済生会滋賀県病院、草津総合病院の防災訓練にも参加しています。また、地域の防災訓練等にも積極的に参加・協力しています。滋賀県が主催する災害医療コーディネーター研修にも参加し、将来起こる可能性のある大規模災害に備えています。

草津市総合防災訓練に協力(渋川小学校)

草津市総合防災訓練に協力・笠縫東小学校

 

■学術部の紹介

  1. 学術講演会や研究会などを適宜開催しています。
  2. 県医師会・郡市医師会ならびに専門医会が開催する学術講演会や研修会の参加を促進しています。また、近隣の郡市医師会との連携をはかり、学術活動の充実に努めています。
  3. 新医師臨床研修(医師免許を取得した後の2年間の研修)における地域医療研修を医師会員の医療機関で行うことに協力しています。
  4. 日医、県医の生涯教育推進事業に協力し、多くの医師会員が生涯教育を受ける場を提供しています。
  5. 滋賀医学会総会への積極的参加を促進しています。
  6. 病院部と協力して、病診連携の推進(開業医のための勉強会・ドクター交流会・CPC)および体験学習の充実を図っています。

 

病院でのCPC(臨床病理検討)の様子

病院でのCPC(臨床病理検討)の様子

●琵琶湖プライマリ・ケア研究会

日常の診療で頻回に遭遇する症候や疾患について様々な角度からアプローチする「琵琶湖プライマリ・ケア研究会」は、草津栗東医師会の学術活動の一環として取り組んでおり、第6回研究会を平成28年10月1日に開催しました。 テーマは「事例でみるトラブル対処法、最近の傾向と対処法」と題し、大阪府保険医協会より講師を招き、講演会を開催しました。

●草津栗東医師会G-Pネット症例検討会

「「うつ病なんでも話して良い会」を土台として、平成25年3月に草津栗東G-Pネット実行委員会を立ち上げました。うつ状態を有する患者の早期発見・早期治療につながることを目的とし、年1回の講演会・年3回の症例検討会を実施しています。

草津栗東医師会G-Pネット症例検討会

 

■広報部活動

  1. 医師会のホームページのコンテンツをさらに充実させ、医師会の活動を地域住民に広く知ってもらうため、公式フェースブックを頻回に更新しています。

  2. 「えふえむ草津」で放送中のラジオ番組「地域の健康をサポートする【草津栗東いきいきダイジェスト】」を継続しています。またラジオ放送の内容を、地域住民に知ってもらうため、医師会公式ブログでその内容をアップしています。

■産業医活動

  1. 厚生労働省令(事業者は常時50人以上の労働者を使用する事業場において、業種の如何に関わらず、産業医を選任する必要があり等)で定めるところにより、事業所の依頼を受け医師会員の中から産業医を選任しています。 産業医は、事業所の労働者が健康で快適な作業環境の下で仕事が行なえるように指導、アドバイスを行っています。

 

産業医